沢山のモノたち

non(のん)

2010年12月17日 06:14

昨日、放送されたNHKクローズアップ現代。
テーマは「断捨離」。

「断捨離」とは・・・ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用、不要なモノを断ち、捨てることで、モノへの執着から離れ、身軽で快適な生活を手に入れようというもの。

子育てに追われる専業主婦や働き過ぎの若者、親の遺品の整理に疲れ果てた50代の女性の今をクローズアップされた内容でした。

モノを捨てきれず溜まりに溜まった結末は、家庭へのひび、理想の自分とそれになりきれない自分への罪悪感、劣等感から空回りする生活・・・

今あるモノを見直し一つ一つ整理することで今の生活・自分の生き方・自分自身をまでも整理でき、新しい人生をそして自分へと変われた瞬間の表情を番組を通して拝見した時、やはりシンプルに生活する事の奥深さを痛感しました。

ですが・・・生活する、そして生きる上で沢山のモノと関わらないといけず、様々の要因でモノを捨てきれずにいる事があると思います。

要らないモノが家じゅうに溢れ生活に支障がくるということであれば、やはり捨てる・手放すということから考えなければいけないと思いますが、ほとんどのお宅には沢山のモノたちが家の中にあります。

生活する上でどれだけの量で生活出来るかはそれぞれ違います。
最小限のモノで生活することももちろん可能です。

ですが、「暮らし」の中には生活する為のモノだけじゃなく趣味のモノ・見て楽しむモノ・あると落ち着くモノが沢山あります。

あまりストイックに捨てる、捨てなければという感情にとらわれず、一番大切なことは・・・
自分自身が心地よいと思える空間をつくるということ。
その為に動線を整え、それらを維持する為の収納があります。

シンプル収納を考えるとおのずと自分にとって必要な物、必要じゃないものが見えてくるような気がします。



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